カラスアゲハは、クロアゲハによく似ているため、元昆虫少年の私は間違えてしまい、先日はもう少しのところで間違った動画を載せてしまうところでした。
カラスアゲハの特徴は、上の写真でよく分かると思いますが、翅が真っ黒ではなくて光の角度によってラメのようにキラキラ見えるんです。クロアゲハはこれが無くて、まさにつや消しの黒という感じなんですね。
飛んでいる場所も少し違うようで、どうもクロアゲハは桂坂で言うと住宅街の庭先とか明るい場所を飛び回っていまして私の上にもよく飛んで来ます。だけどキラキラの翅のカラスアゲハはあまり飛んで来ません。カラスアゲハは森の周囲あたりを飛ぶのがお好みのようで、桂坂北側で尾根は「唐櫃越え」の歴史的街道になっている山の麓あたりの道でお目にかかれると思います。上の写真は当サイトの共同執筆者がそこに生えるクサギの花で撮った渾身の一枚、カラスアゲハの蜜吸い風景です。
カラスアゲハは「あつ森」にも登場するアゲハです。
あまりお目にかかれないアゲハとして希少性が高いような解説があつ森のサイトに書いてありました。一方でクロアゲハはあつ森に出て来ないようです。とっちも可愛いと思うのですがねぇ。
カラスアゲハを家に呼びたかったら、カラスザンショウという植物を庭に植えておいたら住宅街でもカラスアゲハは飛んで来てくれて、そこに卵を産んでくれるらしいです。カラスアゲハのお好みがカラスザンショウというのはゴロが良くて覚えやすいですよね。
それにカラスザンショウは藪山の日当たりの良いところに生えていて、実ができまして、その実から生えて育つような簡単に増える植物だからカラスアゲハ寄せにはもって来いの植物と言えます。しかし木は大きくなるしトゲトゲが生えているからそれを気にしない人向けの趣味となりそうですが、ご興味あるなら、まず山麓の木を眺めてカラスザンショウの種をゲットするとことから始めてみてはと思います。
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