仮説:昆虫も種類によってすぐ逃げるヤツと、のんびりしたヤツがいる。 この仮説は私が子どもの頃にそう考えたのですが、今でもその説は当たっているような気がします。
今日のゴマダラチョウはのんびり屋の性格を持った蝶のひとつ(と、私は思っています)。 二階の窓から洗濯ばさみを地面に落としたので、取りに裏庭に出てみたら、このゴマダラチョウがいました。
思ったとおり近づいても逃げません。
スマホでこんなふうに近づいて撮影することさえ許してくれます。
よく見るとかなり姿のいい蝶であることが分かると思いますが、きっと自分の体のラインに自身があるから、こんなふうに撮影を許すのか?などと新たな仮説を考えながら、ゴマダラチョウは数枚のショットを撮らせてくれました。
ゴマダラチョウはタテハチョウの仲間でして、このタテハチョウの特徴として「あれ?脚が4本しかないの?」現象があります。
写真のゴマダラチョウも脚を数えると、前と後ろに4本分の脚しか見えません。昆虫の仲間の脚は6本である!と習ったハズなのに・・・ 実はいちばん前の脚は滅多に使わない特別な脚で、胸のところに折りたたんでいるから見えないんです。
この前足はなんと味が分かるらしく、お食事の前などに味見するときだけ伸ばしてちょっと味を調べるのだとか。
よほどグルメなチョウなのかと思いきや、ゴマダラチョウの好みは樹液とか腐った果実の汁とか、動物のウンチの汁。花の蜜はあんまりお好みでなないのだそうです。
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