ヒメカマキリ

↑8月に翅芽が発達している幼虫の状態なので、「ヒメカマキリ」と同定

ヒメカマキリさん、あなたはいったい誰ですか~?

ヒメカマキリを書くにあたって、このカマキリはいったい何者??って、何時間も一生懸命しらべました。

ネット上にはさまざまな昆虫関連のサイトがありまして、その中には個人経営のものもあるし博物館とか、有識者団体、地方自治体などいろいろあります。

最初にヒメカマキリの分類を調べようとして閲覧したサイトには、ヒメカマキリは日本唯一のハナカマキリの仲間と書いてありました。ハナカマキリとは植物のランなどの花そっくりに擬態した主に熱帯地方の外国にいるカマキリです。

そのハナカマキリに比べると地味だけど、日本にもそういう仲間が居るんだ!と思うと嬉しくなりました。カマキリの仲間ととハナカマキリの仲間は少し違うんだそうです。

しかし、別のサイトを閲覧していたら、ヒメカマキリはヒメカマキリ科と書いてあるのを見て「あれ?ハナカマキリ科じゃなかったの??」と分からなくなりました。

もっと調べてみるとヒメカマキリ科=ハナカマキリ科と書いているサイトがあるとか・・・

果たしてヒメカマキリって、誰の仲間なの?の謎については未だによく分かりません。


ヒメカマキリはたいへん小さいカマキリです。だから目立たないし、見つけてもこれがカマキリだとは思わない人もいるかもしれません。

ヒメカマキリをふたまわりぐらい大きくした、似た体形のカマキリにハラビロカマキリというのがいます。(別の記事に書いてあります)体のプロポーションが似ているだけではなくて、まだ翅が生えていない幼虫がお尻をグッと持ち上げる仕草もそっくりでして、ヒメカマキリはさらにググッとほぼ180度ぐらい持ち上げてしまい、お腹が背中の上に乗っかってしまうようにしているようです。だから小さなヒメカマキリのお尻180度反り返りのヤツを見かけると「蟻かな?」としか思えないのだそうです。まだ私はそれを見たことがありませんので、ぜひ見たいと興奮してきました。

過日に「飼うんだったらハラビロカマキリがおススメ」と書きましたが、ヒメカマキリはもっといいかもしれないです!!

小さな体つきが魅力的で、場所とらないから、瓶の中にヒメカマキリが住めるような環境を作ってその中で飼っていたら、きっと可愛いだろうな!


京都市桂坂 動物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた動物を紹介します。

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