ハラビロカマキリ

↑野鳥遊園の池の辺にいたので、もしかしたら水生生物「ハリガネムシ」に寄生されているのかも

ハラビロカマキリは、仔犬みたいなカマキリです。

オオカマキリやチョウセンカマキリは草むらでよく見かけますが、ハラビロカマキリは木から降りてくるところに出くわすことがよくありました。森というより街路樹とか駐車場に生えている木のように点在する樹木に近づくと、ハラビロカマキリの方から近づいてくるのですね。こちらを獲物と間違えて近寄って来たのか、好奇心？で人間を見に来たのか、何だか分からないけど向こう側にいたのにこちらの方めがけて枝の上を急いでこちらへ駆け寄ってくる、そんな印象がこのハラビロカマキリにあります。

明らかにオオカマキリなど他のカマキリより素早く駆けるように歩くし、鎌を持ち上げての攻撃ポーズもよくやるし、私はこのカマキリを見つけるたびにまるで仔犬のようなカマキリだと思うようになりました。

もしカマキリを自宅で飼ってみよう！と思う人がいたら、私はハラビロカマキリをお薦めしたいです。

飼い慣らして手乗りにすることができたら、どんなに楽しいだろうなぁ、などと考えたこともありました。

飼い慣らしたハラビロカマキリが、初めて手から餌を食べてくれたとき、それはきっと思い出に残る光景になるでしょうね。