アカスジカメムシ

<朗報>カメムシを飼ってみたいあなた!臭わないカメムシがいます!

今日ご紹介する黒地に赤のストライプが目にも爽やかなアカスジカメムシ、

このアカスジカメムシは臭わないカメムシ君なのです!

カメムシは忌み嫌われる昆虫の代表の一翼を担うポジションにつく、誰もが知る臭い虫。ほんとうはそんなに酷く臭いニオイを発することは無く、慣れればあのパクチーのように「香る」と表現してもいいぐらいなのに、あまりにも身近でその香り?を事ある度にふりまきすぎるのが祟ってハブられることになった昆虫です。

しかしカメムシの立場からすれば、そうやって嫌がって人間や他の動物が近寄って来なければしめたもの!このカメムシの臭いは防衛戦略上必要なものなのです。

ではなぜストライプがお洒落なアカスジカメムシが臭わないのか?

それはこの派手な色合いが警戒色になっているからだというのが通説です。

こんな派手な色合いの衣装をまとっている昆虫を思い出すと、スズメバチが筆頭にあげられるのではないでしょうか。スズメバチは素手で捕まえようなら毒針で刺されて酷い目に遭います(正確には働きバチなどのメスのスズメバチは刺します。オスは針が無いので大人しいです)から、人間も鳥もあの色合いを見たら近づかないクセを持つようになりました。そのクセを使うためにアカスジカメムシもカッコだけ真似して、こんな派手な色合いなら毒虫と思われて捕まえに来ないだろう!と考えている。と、こう擬人化したくなるのですが、

たぶん実際は、たまたま派手でスズメバチのような模様になったアカスジカメムシの祖先が、結果的に敵に襲われずに子孫繁栄できたので、その派手な色合いを発色させる遺伝子が引き継がれているのではないかと思います。

でも、臭わないはずのアカスジカメムシ君も、よーくニオイを嗅いでみると、お野菜のフェンネルの香りがするとのネット上での記述がみつかります。写真を撮ったときに試してみたらよかった。。

桂坂でカメムシを庭で飼っている小学生の誰かさん、アカスジカメムシも飼ってみてはいかがですかぁ?

アカスジカメムシはニンジンやミツバなどのセリ科の植物がお好みです。

ミツバだったら、お庭で超簡単に育てられるからきっとアカスジカメムシが寄って来ますよぉ!

京都市桂坂 動物図鑑

京都市西京区桂坂で見つけた動物を紹介します。

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