これはメイガの仲間です。白い紋があるメイガなのでシロモンノメイガ。
これを読んだとき私はてっきり「白紋のメイガ」なのかと思いました。念のため漢字でどう書くのか調べたら「白紋野螟蛾」なので野原に住んでいる螟蛾(メイガ)だということが分かってきました。
メイガの「螟」という漢字は一文字でイネなどの草の芯を食い荒らす虫の意味があり、イネのみならず台所に大事にしまっておいた穀物や粉などを幼虫が食べて糸出して固めてしまい、せっかくの人間の食べ物を台無しにしてしまう憎き蛾だということなのです。
しかし「野螟蛾」は野原に住んで他の蝶や蛾の幼虫と同様に葉っぱなどを食べているようです。ただこのシロモンノメイガの幼虫はいったい何の葉っぱを食べているのか、まだよく分かっていないらしいです。一説にはエノキの葉っぱというのがありますが、だれか夏休みの自由研究で調べてみませんか!?
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